*゚闇に沈む少女*゚
僕は、竹刀を握り 道場の真ん中に言った。
芹沢さんの目線が刺さる。
「....本気で来い!」
「さぁ、それは芹沢鴨さんが引き出してくださいよ!」
「ふん、いいだろう....だが覚悟をしろ。」
ピリピリと空気が殺気立つ。
「それでは、始め....っ!!」
........隙がないな、少しは本気出せそうだ♪
「お前が来ないなら、儂から行くぞ!」
芹沢さんの竹刀が力強く振り翳す。
――――――パシーンっ!
「....いい音、けど」
僕は それを打ち返していく
――――――パーンっ!!....パシパシっ!!
2人は 互角にやりあう
いい汗をかいたので
井戸で顔を洗おうと向かうと
芹沢さんも 井戸にいた。
そして、僕の存在に気付く
「いい勝負だったな。」
「えぇ、とても。」
「今度、儂もたまには巡回に出てみようかな」
「その時は、隊長補助としてお供します。」
「ふん。」
素直じゃない、芹沢さんは八木邸に
帰っていった。
「なかなかやるのう。」
「ふふ、僕はこんなもんじゃないよ....!」
2人は 本当に楽しそうに勝負していた
まるで親子のように。
「さて、そろそろ決着付けようかの。」
芹沢さんは 攻撃を仕掛ける
....だけど、僕にはそれは通用しない!!
―――――パシーーーンッ....!!!
芹沢さんが振り翳してきた竹刀を
避け、即に 隙のある懐に行き竹刀を降ったのだ。
「....負けた。」
「ありがとうございました。」
周りの雰囲気は 不思議なものとなっていた。
いい汗をかいたので
井戸で顔を洗おうと向かうと
芹沢さんも 井戸にいた。
そして、僕の存在に気付く
「いい勝負だったな。」
「えぇ、とても。」
「今度、儂もたまには巡回に出てみようかな」
「その時は、隊長補助としてお供します。」
「ふん。」
素直じゃない、芹沢さんは八木邸に
帰っていった。