キミと秘密の交換恋日記
「そうですか。あの、俺なにかよくないことしました?隣の席の人と仲良くなるためにはどうすればいいですか?」
小瀬くんがわたしと関わろうとしている言葉が聞こえてくる。
だけど、小瀬くんの優しさと反対にわたしは彼と関わりたくない。
「あの子、人見知りが激しくてね。小瀬君があの子にこだわる理由はなにかあるの?隣の席のほかに」
「俺も実は、人と関わるのがあまり得意じゃなくて。特に女子。だけど、隣の席の人となら大丈夫だと思ったから。」
二人のやり取りを聞いていて、小瀬くんもわたしと同じようなところがあることがわかった。
それから、わたしは彼とだけでも友達になってみたいと思うようになっていった。
そして、小瀬くんは保健室を出て行ったんだ。
「美羽ちゃん、もう大丈夫よ。起きてるんでしょう?」
保健室にいる養護教諭の時田先生の声が聞こえてくる。
わたしはそっと、カーテンを少しだけ開けその隙間から様子をのぞいてみる。
「愛美ちゃんは本当に恥ずかしがり屋さんね。もう、ワタシしかいないんだから出てきたらどう?四十川君だっけ?あの子、次の時間も終わったら来ちゃいそうだけど?」
小瀬くんがわたしと関わろうとしている言葉が聞こえてくる。
だけど、小瀬くんの優しさと反対にわたしは彼と関わりたくない。
「あの子、人見知りが激しくてね。小瀬君があの子にこだわる理由はなにかあるの?隣の席のほかに」
「俺も実は、人と関わるのがあまり得意じゃなくて。特に女子。だけど、隣の席の人となら大丈夫だと思ったから。」
二人のやり取りを聞いていて、小瀬くんもわたしと同じようなところがあることがわかった。
それから、わたしは彼とだけでも友達になってみたいと思うようになっていった。
そして、小瀬くんは保健室を出て行ったんだ。
「美羽ちゃん、もう大丈夫よ。起きてるんでしょう?」
保健室にいる養護教諭の時田先生の声が聞こえてくる。
わたしはそっと、カーテンを少しだけ開けその隙間から様子をのぞいてみる。
「愛美ちゃんは本当に恥ずかしがり屋さんね。もう、ワタシしかいないんだから出てきたらどう?四十川君だっけ?あの子、次の時間も終わったら来ちゃいそうだけど?」