キミと秘密の交換恋日記
わたしにだって違うクラスには一応浅く仲のいい友達と呼べる女の子はいるが、エスカレーター式で行くことができた中学校にいたわたしと、どうしても高校に行かなければならないと頑張って必死に勉強していた彼女とでは住む世界が違うんだ。
いつ、彼女に裏切られてもおかしくないんだ。

だから、彼女は同じクラスの仲のいいグループの女の子たちといつも一緒に話している。



いつも、彼女がわたしに笑顔で『じゃぁね‼』と帰るとき一言言って帰るが、彼女には彼女の世界があるのだと思いわたしは彼女の言葉を次第に無視するようになったんだ。

彼女のいつもいる教室の前を通り過ぎると嫌な笑い声が聞こえ、彼女のグループの一人が『アンタも大変だね～。裏切り者のあの子と上部だけ仲良くしないといけないんだからさ』という。

もちろん、それは全部わたしの責任である。

彼女は彼女のクラスのグループの女の子の話を聞き困ったようにう〜んと唸っていたのだ。

その後、わたしは彼女たちに対して悪いことをしていたと反省した。


――ごめん、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ．．．。

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表紙・目次

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