キミと秘密の交換恋日記
「あの、初めて見たので・・・その、」
メイちゃんは恥ずかしがりながら言葉を選んでわたしに話しかける。
わたしはそんなメイちゃんに笑顔で話しかけた。
「リッキュンたちがウーミンの練習してるグラウンドの外でメイちゃんのこともいろいろ言ってたよ。実はわたし、このグループに昨日入ったんだよね・・・。女の子同士仲良くしよう?」
そう言って右手をメイちゃんの方へ出すと、メイちゃんは明るく笑ってわたしの手を握る。
メイちゃんを教室まで送り届けてわたしたちも教室に戻ると、わたしも教室の中が怖くて肩が震えてしまい無事席には付けたものの言葉が出なくなってしまう。
教室で先生と話していたアルバートが挨拶してきても会釈をするのが精一杯。
HRで号令は掛けれるけれど、それ以外の話をすることはできない。
そのままお昼の時間まで来てしまったんだ。
**
みんながわたしの席に集まってくる。
今日はみんなの分のおかずも作ってきたのだけど、教室にいるせいなのかなかなか話を切り出せない。
わたしの話す手段として、いつも制服の胸ポケットに入れているメモ帳を取り出して言葉を書こうとするが、わたしの手をジッと見つめるアレイの視線が気になってしまう。
メイちゃんは恥ずかしがりながら言葉を選んでわたしに話しかける。
わたしはそんなメイちゃんに笑顔で話しかけた。
「リッキュンたちがウーミンの練習してるグラウンドの外でメイちゃんのこともいろいろ言ってたよ。実はわたし、このグループに昨日入ったんだよね・・・。女の子同士仲良くしよう?」
そう言って右手をメイちゃんの方へ出すと、メイちゃんは明るく笑ってわたしの手を握る。
メイちゃんを教室まで送り届けてわたしたちも教室に戻ると、わたしも教室の中が怖くて肩が震えてしまい無事席には付けたものの言葉が出なくなってしまう。
教室で先生と話していたアルバートが挨拶してきても会釈をするのが精一杯。
HRで号令は掛けれるけれど、それ以外の話をすることはできない。
そのままお昼の時間まで来てしまったんだ。
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みんながわたしの席に集まってくる。
今日はみんなの分のおかずも作ってきたのだけど、教室にいるせいなのかなかなか話を切り出せない。
わたしの話す手段として、いつも制服の胸ポケットに入れているメモ帳を取り出して言葉を書こうとするが、わたしの手をジッと見つめるアレイの視線が気になってしまう。