キミと秘密の交換恋日記
そして今日はついに、転校生の男の子(四十川 怜くん)がわたしのクラスに来るという日。
わたしの席は教室の一番後ろ側の目立たない場所。
多分、彼は私の隣ら辺に来るのだろう。
ーーなんか、嫌だな。
転校生は人気者。
人気者の隣になればクラスの人たちに私の存在を気づかれる可能性がある。
校門を通り抜け、教室に向かう途中、お手洗いにより普段はつけたりなんかしないリップ(無色透明)を塗ってみる。
無色透明だからあまり変化はないが、不安だらけの心にスイッチが入るんだ。
教室の中に入ると、できるだけ目立たないようにとそっと自分の席に近づいていく。
隣の席にはやっぱり何度見ても、誰も座らない。
わたしの隣に転校生が来る可能性が一番高いことを告げている印。
わたしは自分の席に腰を下ろし、いつものようにクラスの目立たない存在になるため小説を手に取る。
小説を読みながら、隣の席をチラチラとつい、見てしまい今日来る予定の転校生(四十川 怜くん)の姿を想像してしまう。
わたしとは対照的に騒がしい子だと嫌だなとか、反対に優しい人だったらわたしはどうするのだろうとか。
わたしの席は教室の一番後ろ側の目立たない場所。
多分、彼は私の隣ら辺に来るのだろう。
ーーなんか、嫌だな。
転校生は人気者。
人気者の隣になればクラスの人たちに私の存在を気づかれる可能性がある。
校門を通り抜け、教室に向かう途中、お手洗いにより普段はつけたりなんかしないリップ(無色透明)を塗ってみる。
無色透明だからあまり変化はないが、不安だらけの心にスイッチが入るんだ。
教室の中に入ると、できるだけ目立たないようにとそっと自分の席に近づいていく。
隣の席にはやっぱり何度見ても、誰も座らない。
わたしの隣に転校生が来る可能性が一番高いことを告げている印。
わたしは自分の席に腰を下ろし、いつものようにクラスの目立たない存在になるため小説を手に取る。
小説を読みながら、隣の席をチラチラとつい、見てしまい今日来る予定の転校生(四十川 怜くん)の姿を想像してしまう。
わたしとは対照的に騒がしい子だと嫌だなとか、反対に優しい人だったらわたしはどうするのだろうとか。