空の色をおしえて
完全に自分の世界に入り込んでいたから、突然話かけられてハッとした。
そうだ、今日は結果が分かる大切な日。
「うん。ネットで公表されるのが、夜の8時だったかな」
「緊張してるの?強張った顔してるよ」
心配そうな視線を向けてくる隼人君。
それに対して秋人は「お前なら絶対大丈夫だ」と断言した。
普段はわたしの絵にまったく興味がなさそうだったから、驚いた。
何だか少し嬉しくなる。
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