空の色をおしえて



「……僕は美咲ちゃんのことが……本当に……」


語尾が力なく消え入り、最後まで聞き取ることは出来なかった。





たくさんの思い出が目の前を走馬灯のように駆け抜ける。
 
2人になってからは、つらいことばかりな気がしてたけど、楽しいこともきっとあった。

隼人くんも今、そんな風に思ってくれているのだろうか。


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