【完】恋のおまじないNo.2
「お前こそ。俺んち、こっち」
「さよか。ほな、さいなら」
って、そのまま帰すかよ。
新羽の前に立ちゆく手を阻む。
「ゆめになんの用だよ」
「お前に関係ないやんけ。なんで言わなあかんねん」
カチンとくる言い方するやつだな。
まぁ、俺もケンカごしだったから人のこと言えねーけど。
「そうかもしれないけど…ゆめに近づくなよ」
「お前は彼氏か!」
「…じゃねーけど。転校してきていきなりじゃね?関西人は手が早いんだな」
「手が早い?これのどこが?友達の家に遊びに来てなにが悪い」
なに言っても言い返してくるな…。
しばらく黙っていると、新羽がぷはっと吹き出した。
「さよか。ほな、さいなら」
って、そのまま帰すかよ。
新羽の前に立ちゆく手を阻む。
「ゆめになんの用だよ」
「お前に関係ないやんけ。なんで言わなあかんねん」
カチンとくる言い方するやつだな。
まぁ、俺もケンカごしだったから人のこと言えねーけど。
「そうかもしれないけど…ゆめに近づくなよ」
「お前は彼氏か!」
「…じゃねーけど。転校してきていきなりじゃね?関西人は手が早いんだな」
「手が早い?これのどこが?友達の家に遊びに来てなにが悪い」
なに言っても言い返してくるな…。
しばらく黙っていると、新羽がぷはっと吹き出した。