【完】恋のおまじないNo.2
苦しいな、これ。
紫藤にもすぐ見やぶられた。
きっとこいつにも…。
「へぇ、そーなんか。そない大切な幼なじみなんやな…ま、わからんでもないわ」
拍子抜けするほど、あっさり信じている様子。
まさか…な。
からかわれてる?
「俺もそうやな。桃とはずっと離れて暮らしてたけど、今でも大切な友達や。幼なじみって永遠の絆のようなもんがあるよなぁ」
桃ちゃんと自分のことを重ねたから、すんなり納得したのか。
なるほどな…。
「わかってもらえれば、それでいいけどな」
「心配すんな。ゆめちゃんとは愛だの恋だの、そんな話やない。ちょっとばかり相談事があってな」
「へぇ。ゆめに?なんでまた」
「なんやおまじない教えてくれるんやろ?あやかろう思てな」
あれだけゆめに忠告したのに。
しかもそのために自分の部屋に入れるとか、無防備極まりないな。
「お前…マジで信じてんの?あんなのゆめのお遊び…」
紫藤にもすぐ見やぶられた。
きっとこいつにも…。
「へぇ、そーなんか。そない大切な幼なじみなんやな…ま、わからんでもないわ」
拍子抜けするほど、あっさり信じている様子。
まさか…な。
からかわれてる?
「俺もそうやな。桃とはずっと離れて暮らしてたけど、今でも大切な友達や。幼なじみって永遠の絆のようなもんがあるよなぁ」
桃ちゃんと自分のことを重ねたから、すんなり納得したのか。
なるほどな…。
「わかってもらえれば、それでいいけどな」
「心配すんな。ゆめちゃんとは愛だの恋だの、そんな話やない。ちょっとばかり相談事があってな」
「へぇ。ゆめに?なんでまた」
「なんやおまじない教えてくれるんやろ?あやかろう思てな」
あれだけゆめに忠告したのに。
しかもそのために自分の部屋に入れるとか、無防備極まりないな。
「お前…マジで信じてんの?あんなのゆめのお遊び…」