【完】恋のおまじないNo.2
「だめに決まってるだろ」
「そう言われてもな~。あ、ここはゆめちゃんに決めてもらおか」
新羽がゆめに合図するけど、本人が一番戸惑ってる。
そうに決まってる…ゆめは、新羽なんか好きになりっこない。
俺だって一定距離から近づけない。
恋愛に疎くて、恋とか愛とかそういうのとは一番縁がないようなやつだから。
「今、ここで答え出してみよか。カズマと俺、どっちのキスがドキドキした?」
「お前っ…」
ゆめ、まさか新羽に俺らのこと…話したのか?
昨日今日転校してきたばかりのやつに気軽に話せるほどの、事柄だったと。
あのときだって、俺はいっぱいいっぱいで…。
それでもなんとか、ゆめに俺のことを印象づけたくて必死だった。
ズルいやり方だった…。
そこは反省してるけど、こんな簡単に話してしまうなんて。
「そう言われてもな~。あ、ここはゆめちゃんに決めてもらおか」
新羽がゆめに合図するけど、本人が一番戸惑ってる。
そうに決まってる…ゆめは、新羽なんか好きになりっこない。
俺だって一定距離から近づけない。
恋愛に疎くて、恋とか愛とかそういうのとは一番縁がないようなやつだから。
「今、ここで答え出してみよか。カズマと俺、どっちのキスがドキドキした?」
「お前っ…」
ゆめ、まさか新羽に俺らのこと…話したのか?
昨日今日転校してきたばかりのやつに気軽に話せるほどの、事柄だったと。
あのときだって、俺はいっぱいいっぱいで…。
それでもなんとか、ゆめに俺のことを印象づけたくて必死だった。
ズルいやり方だった…。
そこは反省してるけど、こんな簡単に話してしまうなんて。