【完】恋のおまじないNo.2
「ただ、友達でいいなら…彼女ができてもいいんだよね。それが嫌なら、告白するしかないよ」
「ええっ…」
究極の選択を迫ってしまった?
思いつめた表情のまま、桃ちゃんは自分の席へと戻って行った。
言いすぎたのかな…。
桃ちゃんが決めることだけど、選択を迫る必要はなかったのか。
偉そうに言っちゃったかも…。
後で謝ろう。
カズマに対する気持ちの答えを早く出さなきゃ…っていう焦りがあたしの中にあるのかな。
自分のことなのに、桃ちゃんに投影してしまったのかも。
急かしても仕方のないことなのにね…。
バカだな、あたし。
カズマだって、ゆっくり考えていいって言ってた。
桃ちゃんには桃ちゃんのペースがあって、卒業まで紫藤くんと今と同じ感じでも満足だったりするのかも。
そうだよね、付き合うことにピンとこないあたしが言っても説得力ないか。
「ええっ…」
究極の選択を迫ってしまった?
思いつめた表情のまま、桃ちゃんは自分の席へと戻って行った。
言いすぎたのかな…。
桃ちゃんが決めることだけど、選択を迫る必要はなかったのか。
偉そうに言っちゃったかも…。
後で謝ろう。
カズマに対する気持ちの答えを早く出さなきゃ…っていう焦りがあたしの中にあるのかな。
自分のことなのに、桃ちゃんに投影してしまったのかも。
急かしても仕方のないことなのにね…。
バカだな、あたし。
カズマだって、ゆっくり考えていいって言ってた。
桃ちゃんには桃ちゃんのペースがあって、卒業まで紫藤くんと今と同じ感じでも満足だったりするのかも。
そうだよね、付き合うことにピンとこないあたしが言っても説得力ないか。