【完】恋のおまじないNo.2
「カズマ、そっ…そうだ。紫藤くんは新入生歓迎会のメンバーなのかな」
話題を変えたいのと、桃ちゃんが知りたがっていることを聞いてみることにした。
「あいつがやるわけないじゃん。ケガで部活休みまくってんのに、今レギュラー取り返すのに必死」
「そうなんだ、よかった!」
「よかった?」
「ああっ、ううん。桃ちゃん、てことで安心してね」
なるほどなといった顔でカズマが頷く。
桃ちゃんはカズマや新羽くんの反応が気になるのか、あたしの後ろに隠れた。
「桃、お前こそこーいうのやったらえーねん。友達作るえー機会やぞ」
わっ!
あたしの後ろから引きずりだそうと、新羽くんが手を伸ばす。
パシッ。
その手を振り払ったのは、カズマだった。
話題を変えたいのと、桃ちゃんが知りたがっていることを聞いてみることにした。
「あいつがやるわけないじゃん。ケガで部活休みまくってんのに、今レギュラー取り返すのに必死」
「そうなんだ、よかった!」
「よかった?」
「ああっ、ううん。桃ちゃん、てことで安心してね」
なるほどなといった顔でカズマが頷く。
桃ちゃんはカズマや新羽くんの反応が気になるのか、あたしの後ろに隠れた。
「桃、お前こそこーいうのやったらえーねん。友達作るえー機会やぞ」
わっ!
あたしの後ろから引きずりだそうと、新羽くんが手を伸ばす。
パシッ。
その手を振り払ったのは、カズマだった。