【完】恋のおまじないNo.2
「カズマはいつだって優しいよ。独占欲とか…そんな言葉だけでは片付けられないよね」
新羽くんはカズマを煽ることばかり言うから、ムキになるんだよね。
あたしだけしか知らないカズマの顔がいっぱいある。
そうでしょ、カズマ…。
「…抱きしめていい?」
「抱き…ええっ!?」
間髪入れずカズマがあたしを腕の中に閉じ込める。
「くっ…くるしい…」
「あー、やんなるな…新羽の言うとおりだ。俺ん中、独占欲しかない」
「カズマ!?」
「待つって言ったのに待てないし、今だってこんな…」
「カズマ、あったかいからいいよ!」
少しドキッとしたけど、カズマがあたたかくてとっても居心地がいい。
「ハハ、それはどーも。いつでも抱きついてこいよ」
いつでもってー…。
「焦ってもダメなのにな。こんなんじゃ、ゆめに伝わらないってわかってる…頭冷やすから、先に帰るな」
そうなのっ!?
新羽くんはカズマを煽ることばかり言うから、ムキになるんだよね。
あたしだけしか知らないカズマの顔がいっぱいある。
そうでしょ、カズマ…。
「…抱きしめていい?」
「抱き…ええっ!?」
間髪入れずカズマがあたしを腕の中に閉じ込める。
「くっ…くるしい…」
「あー、やんなるな…新羽の言うとおりだ。俺ん中、独占欲しかない」
「カズマ!?」
「待つって言ったのに待てないし、今だってこんな…」
「カズマ、あったかいからいいよ!」
少しドキッとしたけど、カズマがあたたかくてとっても居心地がいい。
「ハハ、それはどーも。いつでも抱きついてこいよ」
いつでもってー…。
「焦ってもダメなのにな。こんなんじゃ、ゆめに伝わらないってわかってる…頭冷やすから、先に帰るな」
そうなのっ!?