【完】恋のおまじないNo.2
「今日の放課後、集まるよね。あっ、紫藤くんからメッセージがきた」
ん?
近くにいた女の子たちがスマホ片手にはしゃいでいる。
あれは歓迎会のメンバー。
紫藤くんと、もう連絡先交換したんだね。
ハッ。
気づけば桃ちゃんが遠い目になっている。
「しっかりして!」
「紫藤くんからまだ返事来てない……なのにあの子には先に送るんだ」
わあっ、桃ちゃんが壊れてる!
いつもならこんなこと言わないのに。
ううん、これが正常なんだよ。
放置されたら嫉妬するに決まってる。
「桃ちゃん、こんなときは会いに行っちゃおう!」
「ええっ!?だめだよ、そんなっ」
「だめじゃない!」
おまじないだけに頼ってちゃだめなときもあるの。
時には、行動を……起こす!
ん?
近くにいた女の子たちがスマホ片手にはしゃいでいる。
あれは歓迎会のメンバー。
紫藤くんと、もう連絡先交換したんだね。
ハッ。
気づけば桃ちゃんが遠い目になっている。
「しっかりして!」
「紫藤くんからまだ返事来てない……なのにあの子には先に送るんだ」
わあっ、桃ちゃんが壊れてる!
いつもならこんなこと言わないのに。
ううん、これが正常なんだよ。
放置されたら嫉妬するに決まってる。
「桃ちゃん、こんなときは会いに行っちゃおう!」
「ええっ!?だめだよ、そんなっ」
「だめじゃない!」
おまじないだけに頼ってちゃだめなときもあるの。
時には、行動を……起こす!