【完】恋のおまじないNo.2
「ゆめ……新羽に聞いた。あいつの依頼って、自分のことじゃなかったんだな」




「うん。誤解させたみたいでごめんね。カズマ怒ってたもんね」



「ま……まーな」



変な勘ぐり入れて、今思えば相当カッコ悪いよな。



「新羽って……思ったよりイイヤツなのかも」




「…………」



って、なんでそこで赤くなる?




そか……告白されたのか。



ゆめは誰に対してもすぐにそーいう顔するのな。



あーもぉ。



「俺がゆめに渡した御守り……新羽にやったんだって?」



ビクッと肩を揺らしてる。



おー、いい反応。



そこは少しでも罪悪感があるんだ?

< 258 / 282 >

この作品をシェア

pagetop