【完】恋のおまじないNo.2
新学期のサプライズ
今日は冬休み明けの始業式。
そんなに長い休みでもないのに、久しぶりに会う顔が懐かしく感じる。
どこにも行かなかったあたしは、食べて寝るの繰り返しですっかりお正月太りしてしまった。
カズマの言うように、ほっぺがタプタプ。
女子の大半はおしゃれに気遣っているから、さらに細くなっている子も多い。
そして年始にお年玉をもらったせいか、持ち物がバージョンアップしてる子もたくさんいる。
「それかわいい~、どこで買ったの?」
「有名なショップで買ったんだ~。1日の朝から並んだの」
キラキラのキーホルダーをスクールバッグにつけた友達を、数人の女子が囲んでいる。
あたしのバッグには、カズマが買ってきてくれたお守りがついている。
あのキーホルダーも綺麗だけど、このお守りの方があたしには数百倍の価値がある。
なんの変哲もないお守り袋だけど、どんな物よりもキラキラして見えるよ。
そんなに長い休みでもないのに、久しぶりに会う顔が懐かしく感じる。
どこにも行かなかったあたしは、食べて寝るの繰り返しですっかりお正月太りしてしまった。
カズマの言うように、ほっぺがタプタプ。
女子の大半はおしゃれに気遣っているから、さらに細くなっている子も多い。
そして年始にお年玉をもらったせいか、持ち物がバージョンアップしてる子もたくさんいる。
「それかわいい~、どこで買ったの?」
「有名なショップで買ったんだ~。1日の朝から並んだの」
キラキラのキーホルダーをスクールバッグにつけた友達を、数人の女子が囲んでいる。
あたしのバッグには、カズマが買ってきてくれたお守りがついている。
あのキーホルダーも綺麗だけど、このお守りの方があたしには数百倍の価値がある。
なんの変哲もないお守り袋だけど、どんな物よりもキラキラして見えるよ。