【完】恋のおまじないNo.2
「宇佐美さん、おはよう」
桃ちゃんがあたしの席へと近づいてくる。
そうだ、紫藤くんと出かけた話あれから聞いてないや。
結局あたしは断ったんだよね、ふたりで楽しくでかけられたかな?
「おはよー。桃ちゃん、紫藤くんとはどっ…」
「わぁっ。宇佐美さん、声が大きい!」
大慌てだけど、そんなに隠す必要あるのかな!?
「あのね、また後で話すから。宇佐美さん、カバンにお守りつけてたっけ?ピンク色って珍しいね」
話を急いで逸らすかのように、桃ちゃんがあたしのバッグを指さす。
「うん。ひとつだけ願いを叶えてくれる神社のものなの」
「えーっ、すごーい!あたしも欲しい。どこで買えるの?」
さっきの子たちと同じような会話だけど、対象物が全く違うよね。
それがあたしたちらしくて、笑っちゃう。
「なにか変なこと言った?」
「ううん。カズマのおばあちゃんちの近くで買ったんだって。今度桃ちゃんの分も頼んでおくね」
桃ちゃんがあたしの席へと近づいてくる。
そうだ、紫藤くんと出かけた話あれから聞いてないや。
結局あたしは断ったんだよね、ふたりで楽しくでかけられたかな?
「おはよー。桃ちゃん、紫藤くんとはどっ…」
「わぁっ。宇佐美さん、声が大きい!」
大慌てだけど、そんなに隠す必要あるのかな!?
「あのね、また後で話すから。宇佐美さん、カバンにお守りつけてたっけ?ピンク色って珍しいね」
話を急いで逸らすかのように、桃ちゃんがあたしのバッグを指さす。
「うん。ひとつだけ願いを叶えてくれる神社のものなの」
「えーっ、すごーい!あたしも欲しい。どこで買えるの?」
さっきの子たちと同じような会話だけど、対象物が全く違うよね。
それがあたしたちらしくて、笑っちゃう。
「なにか変なこと言った?」
「ううん。カズマのおばあちゃんちの近くで買ったんだって。今度桃ちゃんの分も頼んでおくね」