【完】恋のおまじないNo.2
や、やばくない!?
ここはあたしが…。
「き、聞いて。あたし、恋のおまじない専門なのね。で…新羽くんに好きな子がいたら全力で応援するよ」
「なんで今その話なんだよ」
微かにカズマの舌打ちが聞こえた気がする。
それは、ふたりか険悪な雰囲気だからだよっ!
「えー、マジで~?なんや面白そうやな。好きな子はいっぱいおんねん。ミカちゃんやろ、さとみやろ、遥に桜、前の学校の子に惜しまれつつの転校やったからな」
「そんなにっ!?」
「あー、だけどその中に本命はいーへんねん。めっちゃ好きな子おってんけどなぁ、彼氏できてもーて失恋や。俺めっちゃかわいそうやろ」
「そ…そうなんだ…」
「ゆめ、こんなやつ相手にするなよ」
カズマがあたしの手を取り歩き出す。
ええっ!?
そっち、教室と反対方向だよ!
ここはあたしが…。
「き、聞いて。あたし、恋のおまじない専門なのね。で…新羽くんに好きな子がいたら全力で応援するよ」
「なんで今その話なんだよ」
微かにカズマの舌打ちが聞こえた気がする。
それは、ふたりか険悪な雰囲気だからだよっ!
「えー、マジで~?なんや面白そうやな。好きな子はいっぱいおんねん。ミカちゃんやろ、さとみやろ、遥に桜、前の学校の子に惜しまれつつの転校やったからな」
「そんなにっ!?」
「あー、だけどその中に本命はいーへんねん。めっちゃ好きな子おってんけどなぁ、彼氏できてもーて失恋や。俺めっちゃかわいそうやろ」
「そ…そうなんだ…」
「ゆめ、こんなやつ相手にするなよ」
カズマがあたしの手を取り歩き出す。
ええっ!?
そっち、教室と反対方向だよ!