【完】恋のおまじないNo.2
聞かなかったことにしてって言ったり、彼氏みたいだって言ったり。
「男にとって、ゆめのおまじないは…コミュニケーションツールでしかないから」
「コミュニケーション…ツール」
おまじないが…?
「信じるフリして近づいてきたら、どうする?」
「近づく…え、なんのために?」
そう言ったら、頭を抱えてしまった。
「とにかく。男相手におまじないしようなんて気ぃ起こすなよ。わかったな」
「えー…。新羽くん、おまじない信じるって言ってくれたよ?」
「あっそ。それでも、おまじないは女子限定にしろよな」
プイと顔を背けて、カズマはそのまま教室の方へと戻って行った。
最近、カズマとの距離が少し近づいたと思っていたけど今回のことでまた離れちゃった!?
気難しい…。
「男にとって、ゆめのおまじないは…コミュニケーションツールでしかないから」
「コミュニケーション…ツール」
おまじないが…?
「信じるフリして近づいてきたら、どうする?」
「近づく…え、なんのために?」
そう言ったら、頭を抱えてしまった。
「とにかく。男相手におまじないしようなんて気ぃ起こすなよ。わかったな」
「えー…。新羽くん、おまじない信じるって言ってくれたよ?」
「あっそ。それでも、おまじないは女子限定にしろよな」
プイと顔を背けて、カズマはそのまま教室の方へと戻って行った。
最近、カズマとの距離が少し近づいたと思っていたけど今回のことでまた離れちゃった!?
気難しい…。