【完】恋のおまじないNo.2
「はぁ…」
昼休みになってもどうも切り替えがうまくいかない。
気づけばため息の連続。
そんなことを知ってか知らぬか、新羽はクラスで猛威をふるっていた。
「学食行くやつ手ぇあげてや~。一緒に行こ」
既にクラスの何人かがいつの間にか新羽の脇を固めていた。
クラスのヤツらを威嚇するように見ていたのは昨日のこと。
弱肉強食なのか、いつの間にか腰ぎんちゃくがついている。
…なんでアイツがうちのクラスなんだよ。
同じセリフ、そっくりそのまま返してやるよ。
「フーッ」
もう一度ため息をついていると、肩をぽんと叩かれた。
顔をあげると、なぜかうちのクラスにリサがいる。
「お前、なんか用?」
「ひどーい。用がなきゃ来ちゃだめなの?」
だめだろ!
ツッコミたくなる気持ちを抑え、黙って席を立った。
昼休みになってもどうも切り替えがうまくいかない。
気づけばため息の連続。
そんなことを知ってか知らぬか、新羽はクラスで猛威をふるっていた。
「学食行くやつ手ぇあげてや~。一緒に行こ」
既にクラスの何人かがいつの間にか新羽の脇を固めていた。
クラスのヤツらを威嚇するように見ていたのは昨日のこと。
弱肉強食なのか、いつの間にか腰ぎんちゃくがついている。
…なんでアイツがうちのクラスなんだよ。
同じセリフ、そっくりそのまま返してやるよ。
「フーッ」
もう一度ため息をついていると、肩をぽんと叩かれた。
顔をあげると、なぜかうちのクラスにリサがいる。
「お前、なんか用?」
「ひどーい。用がなきゃ来ちゃだめなの?」
だめだろ!
ツッコミたくなる気持ちを抑え、黙って席を立った。