明日、君を好きになる
『言っとくけど、勘違いすんなよ?俺らそういう仲じゃないだろ…っていうか、そもそも俺、今一人暮らしじゃねぇから』
『へ?』
『明日香と暮らしてんだ』
悟の口から、大学の時に親しかった後輩の名前が出てきて、回りきっていない思考で考える。
『明日香ちゃんって、あの明日香ちゃん…だよね?ん?それって…そういうこと?』
『まあな』
聞けば、1年程前に偶然街で再会して、それからの付き合いらしく、半年前からは悟の住むマンションで一緒に住んでるとのこと。
明日香ちゃんとは、大学の時に入っていたサークルの気が合う後輩の一人で、最近は連絡を取っていなかったから、悟とこんなことになっていたなんて、思ってもみなかった。
『さっき連絡して、進藤の話したら、うちに連れてくれば?って、言ってる…どうする?』
『どうする…って、良いのかな?』
私も久しぶりに彼女にも会いたくなり、一石二鳥なのだけど、さすがにいきなりじゃ気が引けるので、悟の顔色を伺ってみる。
『別に良いんじゃねぇ?あいつも進藤に会いたがってたし』
至って、不快な様子はなく、飄々と答える悟。
『そっか…じゃ、お言葉に甘えちゃおうかな?』
『あ、ちなみに言っとくけど、俺は、明日仕事だから、さっさと寝るぞ』
『よし!今日は3人で、トコトン飲んじゃおうか!』
『だから、俺は明日仕事だって…って聞いてね~し』
なんだか急に楽しくなってきた。
『へ?』
『明日香と暮らしてんだ』
悟の口から、大学の時に親しかった後輩の名前が出てきて、回りきっていない思考で考える。
『明日香ちゃんって、あの明日香ちゃん…だよね?ん?それって…そういうこと?』
『まあな』
聞けば、1年程前に偶然街で再会して、それからの付き合いらしく、半年前からは悟の住むマンションで一緒に住んでるとのこと。
明日香ちゃんとは、大学の時に入っていたサークルの気が合う後輩の一人で、最近は連絡を取っていなかったから、悟とこんなことになっていたなんて、思ってもみなかった。
『さっき連絡して、進藤の話したら、うちに連れてくれば?って、言ってる…どうする?』
『どうする…って、良いのかな?』
私も久しぶりに彼女にも会いたくなり、一石二鳥なのだけど、さすがにいきなりじゃ気が引けるので、悟の顔色を伺ってみる。
『別に良いんじゃねぇ?あいつも進藤に会いたがってたし』
至って、不快な様子はなく、飄々と答える悟。
『そっか…じゃ、お言葉に甘えちゃおうかな?』
『あ、ちなみに言っとくけど、俺は、明日仕事だから、さっさと寝るぞ』
『よし!今日は3人で、トコトン飲んじゃおうか!』
『だから、俺は明日仕事だって…って聞いてね~し』
なんだか急に楽しくなってきた。