素直になるのはキミにだけ
「じゃあさ、もしも蛍人が明日いなくなったら?」
……秋本が、いなくなったら。
胸のあたりをドンッと殴られた気分になった。
“ 沙弥センパイ ” 。そうやってあたしを呼ぶ秋本が、明日からいないなんて…
「いや…です…」
「…………なーんだ。答え出てるじゃん。」
ボソッと呟いた三上センパイの言葉は、あたしには聞き取ることができなかった。
「はいっ、じゃあ第一回・三上センパイの恋愛相談所はこれにて閉店!」
疲れた~、とか言いながらリビングを出て行こうとする三上センパイ。
あたしはそれを、呼び止める。
「三上センパイっ!!」
……秋本が、いなくなったら。
胸のあたりをドンッと殴られた気分になった。
“ 沙弥センパイ ” 。そうやってあたしを呼ぶ秋本が、明日からいないなんて…
「いや…です…」
「…………なーんだ。答え出てるじゃん。」
ボソッと呟いた三上センパイの言葉は、あたしには聞き取ることができなかった。
「はいっ、じゃあ第一回・三上センパイの恋愛相談所はこれにて閉店!」
疲れた~、とか言いながらリビングを出て行こうとする三上センパイ。
あたしはそれを、呼び止める。
「三上センパイっ!!」