浅葱色の忍
2度目の出会いは



「はぁ~」



近藤がひとり散歩に出掛け

迷子になった時






「こんにちは」


「こんにち……あ、山崎さん?」


「近藤さん、もしかして?」


「はははっ 迷ってしまってね」


「ははっ 今日はお一人ですか?」


「そうなんだ」


「壬生寺でしたよね?送りましょう」


「それは助かる!すまないね!」


「いえ、暇なんで」




屯所までの道のり
近藤と山崎は、会話を楽しみ




近藤は、山崎をとても気に入った




「山崎さん、浪士組に入りませんか?」


「え?」


「浪士組は、身分や過去など問いません
私は、山崎さんのことを気に入った
近々、隊士募集をするんです
よかったら、貴方にも」


「ふっ 近藤さん!
俺は、そんなに良い奴じゃないですよ!
道案内くらいで、そんなに気に入ってもらえて恐縮です!また、縁があったら
その時、考えます」


「よろしく頼むよ」













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