浅葱色の忍
静かな部屋にポツン
体調が戻っていなかったが
城を抜けた
いつかと同じ寺を目指す
途中、屋根で出会った男が
襲われているところに出くわした
助太刀をすると、驚いていた
「忍なんだ」
本当は、忍じゃないけど
屋根上に上がり
しばらく空を見続けた
「すぐ行くよ」
「姫様?」
下にから呼ぶ声に、視線をやる
瞬間
体から力が抜け、屋根上を転がり落ちる
体に痛みを感じた
やっぱり、まだ体力が戻ってない
「姫様!!姫様…?」
そういえば…
「名前……きい…て…なかった…」
「は!?何言ってるんですか!?」
抱き抱えられ、走り出す
「吉村です!!姫様!!
俺は、吉村貫一郎です!!」
「吉村……」
「姫様!!どうして体調崩されているのに
無理するんですか!!
こんな、辛いなら忍に戻ればいいじゃないですか!!」
体調が戻っていなかったが
城を抜けた
いつかと同じ寺を目指す
途中、屋根で出会った男が
襲われているところに出くわした
助太刀をすると、驚いていた
「忍なんだ」
本当は、忍じゃないけど
屋根上に上がり
しばらく空を見続けた
「すぐ行くよ」
「姫様?」
下にから呼ぶ声に、視線をやる
瞬間
体から力が抜け、屋根上を転がり落ちる
体に痛みを感じた
やっぱり、まだ体力が戻ってない
「姫様!!姫様…?」
そういえば…
「名前……きい…て…なかった…」
「は!?何言ってるんですか!?」
抱き抱えられ、走り出す
「吉村です!!姫様!!
俺は、吉村貫一郎です!!」
「吉村……」
「姫様!!どうして体調崩されているのに
無理するんですか!!
こんな、辛いなら忍に戻ればいいじゃないですか!!」