浅葱色の忍
慶喜の勘違い
平岡が烝を連れてきた
それから、忍を辞めたいという願い出
平岡は、烝の味方か
「好きなようにすればいい…」
忍を辞めれば、ただの側室だ
「……やっぱ、お前遠いな」
「は?なに?」
「ううん 俺が遠くに行くんだ」
「???遠くに行っても
探してやらぬぞ?」
「別にいい」
烝が膝を立てたかと思ったら
立ち上がり、俺に抱きついてきた
梅沢と平岡がいるのに!!!
「ありがとう」
年上の烝がなぜか子供のように思えた
照れくさい気持ちがあったが
烝の背中に手を回した
これが、別れを意味していたなんて
気づきもせず
俺は、烝から手を離してしまった
それから、忍を辞めたいという願い出
平岡は、烝の味方か
「好きなようにすればいい…」
忍を辞めれば、ただの側室だ
「……やっぱ、お前遠いな」
「は?なに?」
「ううん 俺が遠くに行くんだ」
「???遠くに行っても
探してやらぬぞ?」
「別にいい」
烝が膝を立てたかと思ったら
立ち上がり、俺に抱きついてきた
梅沢と平岡がいるのに!!!
「ありがとう」
年上の烝がなぜか子供のように思えた
照れくさい気持ちがあったが
烝の背中に手を回した
これが、別れを意味していたなんて
気づきもせず
俺は、烝から手を離してしまった