浅葱色の忍
文久 冬
山崎が、情報収集を兼ね
昔馴染みの置屋の主人のところに行くと
「烝!!ええとこに来よった!
今夜、急な客が入ってな!どうや?」
「うーん 聞いてみるわ」
「他におらんのや!頼むで!!」
緊急事態なのは、声色で察する
屯所に戻ると
丁度、近藤と土方が一緒にいた
「お願いがあります
明日の朝には戻りますので、今夜
出てもいいですか?」
近藤は、すぐに仕事なのだとわかり
「いいよ」
「かっちゃん!そんな簡単に!!」
「いいじゃないか
他の隊士は、山崎君を知らないんだし
何より、休みもあげてないんだ」
「まぁ…そうだが…」
「烝華によろしくね」
「あ……ハイ」
「なんだ?しょーかってのは?」
「いってきます!!!」
土方の質問を聞こえないフリして
去っていく
そんな後ろ姿を見ながら
近藤は、クスクスと笑った
「なんだよ!アイツ!!
しょーかって誰だ?」
「さぁね!」
「なんだよ!勿体ぶって!!」
昔馴染みの置屋の主人のところに行くと
「烝!!ええとこに来よった!
今夜、急な客が入ってな!どうや?」
「うーん 聞いてみるわ」
「他におらんのや!頼むで!!」
緊急事態なのは、声色で察する
屯所に戻ると
丁度、近藤と土方が一緒にいた
「お願いがあります
明日の朝には戻りますので、今夜
出てもいいですか?」
近藤は、すぐに仕事なのだとわかり
「いいよ」
「かっちゃん!そんな簡単に!!」
「いいじゃないか
他の隊士は、山崎君を知らないんだし
何より、休みもあげてないんだ」
「まぁ…そうだが…」
「烝華によろしくね」
「あ……ハイ」
「なんだ?しょーかってのは?」
「いってきます!!!」
土方の質問を聞こえないフリして
去っていく
そんな後ろ姿を見ながら
近藤は、クスクスと笑った
「なんだよ!アイツ!!
しょーかって誰だ?」
「さぁね!」
「なんだよ!勿体ぶって!!」