浅葱色の忍
元治 夏
深雪が病になった
「やっと落ち着いたと思ったら…」
近藤は、別宅へ行く頻度を増やした
行き来するには、警護を2人つけること
山南が指示した
「局長少しよろしいですか?」
夜、山崎が近藤の部屋へ訪れた
「どうかしたかい?」
「ちょっと心配で…診察させて下さい」
「疲れているだけだよ」
1度は、拒んだが山崎の診察を受ける
「心労が重なって、疲れがとれないんでしょうね…食事もしっかりとって
しっかり寝て下さいね!」
「烝」
「局長 深雪は、永くないんでしょう?」
「…」
「深雪の事だけ、考えて下さい
失礼します」
部屋に取り残された近藤は
「この心には、烝しかいないのに…
どう、深雪を送ればいいのだ…」
部屋の外で、山崎はその言葉を聞いていた
「その言葉で十分やで…」
屋根上でポツリ
「やっと落ち着いたと思ったら…」
近藤は、別宅へ行く頻度を増やした
行き来するには、警護を2人つけること
山南が指示した
「局長少しよろしいですか?」
夜、山崎が近藤の部屋へ訪れた
「どうかしたかい?」
「ちょっと心配で…診察させて下さい」
「疲れているだけだよ」
1度は、拒んだが山崎の診察を受ける
「心労が重なって、疲れがとれないんでしょうね…食事もしっかりとって
しっかり寝て下さいね!」
「烝」
「局長 深雪は、永くないんでしょう?」
「…」
「深雪の事だけ、考えて下さい
失礼します」
部屋に取り残された近藤は
「この心には、烝しかいないのに…
どう、深雪を送ればいいのだ…」
部屋の外で、山崎はその言葉を聞いていた
「その言葉で十分やで…」
屋根上でポツリ