浅葱色の忍
元治 秋
新選組の働きが評価され
仕事が増えた
増えた仕事を分ける為、隊士募集をすることになったが…
「江戸に戻ってみようと思う」
近藤の提案に、反対するものはいなかった
「俺も行きたい…」
珍しく、自分の意思を口にした山崎に
皆が注目した
「山崎行くって言っても、コッソリになるぞ?それでもいいのか?」
「はい」
「なら…」
「山崎君は、こちらで歳の助けになってくれ
こちらが手薄になると、何かと困るだろう」
土方は、山崎を行かせようとしたが
いつも山崎に甘いはずの近藤が
それを阻止した
「わかりました」
すんなりと近藤の指示を受け入れた
そんな山崎の様子が気になり
土方が、山崎の部屋へ
「江戸に行かなくていいのか?」
「あぁ… ええよ!クスクス」
「なに笑ってんだよ」
「わざわざ確認に来てくれたんやなって
ホンマ、優しいねんな?」
「/////ばぁか
おめぇも江戸に居たんだ
会いたい奴とか、いるだろうと…」
「おらへん」
「は?じゃあなんで行きたいって…」
「……さぁ」
「……」
「深い意味は、あらへん
気にせんでええで!!」
「行きたいなら…
ちゃんと言ってくれ」
「せやから」
「物わかりの良いフリして
お前が我慢すんの嫌なんだ
仕事としてじゃなくてもいい
息抜きでもいいんだ」
「我慢とかそんなんちゃうで
でも… ちょっと息抜きはしたいかな」
「かっちゃんには、俺から言っておく
かっちゃんが出発する日まで
ゆっくりしてこい」
「おおきに!よし!遠慮なし遊んでくる!」
「一応だが、顔に痣つくるなよ」
「やかまし!」
仕事が増えた
増えた仕事を分ける為、隊士募集をすることになったが…
「江戸に戻ってみようと思う」
近藤の提案に、反対するものはいなかった
「俺も行きたい…」
珍しく、自分の意思を口にした山崎に
皆が注目した
「山崎行くって言っても、コッソリになるぞ?それでもいいのか?」
「はい」
「なら…」
「山崎君は、こちらで歳の助けになってくれ
こちらが手薄になると、何かと困るだろう」
土方は、山崎を行かせようとしたが
いつも山崎に甘いはずの近藤が
それを阻止した
「わかりました」
すんなりと近藤の指示を受け入れた
そんな山崎の様子が気になり
土方が、山崎の部屋へ
「江戸に行かなくていいのか?」
「あぁ… ええよ!クスクス」
「なに笑ってんだよ」
「わざわざ確認に来てくれたんやなって
ホンマ、優しいねんな?」
「/////ばぁか
おめぇも江戸に居たんだ
会いたい奴とか、いるだろうと…」
「おらへん」
「は?じゃあなんで行きたいって…」
「……さぁ」
「……」
「深い意味は、あらへん
気にせんでええで!!」
「行きたいなら…
ちゃんと言ってくれ」
「せやから」
「物わかりの良いフリして
お前が我慢すんの嫌なんだ
仕事としてじゃなくてもいい
息抜きでもいいんだ」
「我慢とかそんなんちゃうで
でも… ちょっと息抜きはしたいかな」
「かっちゃんには、俺から言っておく
かっちゃんが出発する日まで
ゆっくりしてこい」
「おおきに!よし!遠慮なし遊んでくる!」
「一応だが、顔に痣つくるなよ」
「やかまし!」