ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「あんた、顔色悪い。ちゃんと
飯食ってるのか?」


「ひゃ……///」


ヤンキーはあたしの頬を両手で
包み込むと真剣な眼差しで
見つめられた。

至近距離で見るヤンキーの顔はやっぱりすごく整っていて、ドキドキした。


切れ長の綺麗な目。
すっと通った鼻。


あたしはすぐに目を逸らしてしまった


「なんだよ。心配してやってんのに。
倒れたあんた運んだの俺なんだぜ?」


えっ?


彼は少しふてくされながら言った。



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