ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
まさか保健室⁉︎


そう思って保健室まで走った。


カラカラ……

保健室からは誰か出てきた。
黒髪の美少年。


俺は彼に接近した。


「お前、蓮って奴か?」

ガンを飛ばしながら聞く。


「そうだけど、誰だよ。お前。」


「こっち来いよ。」


「なっ!離せよ!」


怒りが頂点に達した俺は
奴の胸ぐらを掴み、校舎の外へとズルズル引っ張った。
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