ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん

*+熱*+

→菜々side♪


目を覚ますと見えたのは天井。
あたし……どうしたんだっけ?
あ…そうだ。

倒れたんだ。


蓮くんが運んでくれたんだ。


「菜々!」


勢いよくドアが開き、カーテンをスライドさせたのはきよちゃんだった


「き、きよちゃん…」


「大変よ!外で真くんが蓮、殴ってる!」


「ええっ⁉︎」





あたしは飛び上がり、保健室を飛び出した。


「菜々!待って。」

ごめん。きよちゃん……
あたし、行かなきゃ。
止めなきゃ……
< 142 / 385 >

この作品をシェア

pagetop