ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「どうした?ウサギ。顔真っ赤……」


あたしの赤い顔に気づいてくれた
真くん。


ぐらっ


答える前にあたしはその場に倒れ込んだ。


「ウサギ⁉︎」


ヤバい……
頭グルグルする……


「ウサギ!しっかりしろ!」


真くんはしゃがみ込んであたしの
体を摩っている。


ごめん、真くん……


大丈夫って言いたいのに…
声が出ない----------


あまりの頭の痛さに
あたしは意識を失った。
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