ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
ギシ……


高松くんがベッドに座り
ドキドキはさらに加速する。


あたしが寝てるベッドの横に手をつき睨むような瞳で直視する。


怖い………


「言えよ。」


えっ?


すごく低い声が上から聞こえてきて
体が震える。


「あんた、なんでそんな顔すんだよ。
怖がってんのが見え見えなんだよ。
何があんたをそうさせてんの?」


その声は弱々しく聞こえて
あたしは静かに涙を流した。


何がそうさせる?
あなた達男子がそうじゃない。


「関わり合いたくないんです……男の子とは……」

絞り出すような声。
だけど、臆病なあたしがちゃんと言えた



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