ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
あたしは……真くんが好きだよ。


「真くん、あたしね……」


「ウサギ⁉︎」


真くんの腕を掴み、思ってることを
言おうとした。


「………っ」


でも、ダメだ。
真くんの顔見たらいえない。

たった一言……
たった2文字……


だけど、あたしにはそれが苦で……


いや……好きだと自覚したら
余計に言えなくなってしまうものなのかな?


ああ……頭がぐるぐるしてきた……
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