ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
危ない、危ない。
許しちゃうとこだったよ。


「別に許してくれなくていいよ。
謝れただけでも満足だから。」


ずきっ


蓮くんの笑った顔を見て
胸が痛んだ。


なんだか、あたしって器小さいかな。


確かにトラウマを作ったのは
蓮くんだけど随分小さい頃の話だしなぁ。


多目的室は今日、チア部が使っていて 入ることができなかった。


そんなあたし達が行き着いた場所は学校の裏庭。
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