ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「真くんなら怖くないもん……」

やべ。
マジ、嬉しい!


「あたし……男の子と話すのが怖かった……でも、あの日……真くんと初めて会った日、なにもかも見透かされた感じがした。」


『なにがあんたをそうさせんの?』


目も合わないウサギを見てなにか抱えてるってすぐわかったっけ。


それで……女嫌いなはずなのに
仲良くなりたいって思ったんだよな。


「俺とウサギは同じ境遇だもんな。」

「うんっ……」


おとなしいウサギに
ヤンキーな俺。


見た目も性格も全く正反対な俺達だけど……
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