ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「しねーよ。」

「えっ⁉︎」

「ウサギのこと大事にしたいから。」

「真くん----------」


ウサギの目からはまたポロポロ
涙が零れる。


「なんで泣くんだよ⁉︎」

「ううん。あたし、幸せだなーって思って。キス……したいな。」


泣きながら笑い、爆弾を俺に落としていった可愛すぎる小動物。


んなこと言われたらキスしたくなんだろーが。


俺はウサギの頬を両手で包み込む。

「目……閉じて?」
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