ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
そしたら恥ずかしそうに
俯きながら


「ありがとう」


と言った。


なんだ。この子。
可愛すぎねーか?


他校の友達にすっげー天然無自覚の
女がいるけどそいつよりも
断然可愛い!


「ん。いきなり倒れたから心配して運んじまったけど大丈夫そうだな。」


俺は笑った。
するとその子はみるみる赤くなる。


「あんた名前は?」


その子に興味を持った俺は
名前を聞いた。


別に初めから恋なんてしていない


だけど、友達になりたいって
思ったんだ。


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