ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「そろそろ行くね?
運んでくれてありがとうございました」


ベッドから起き上がり
ゆっくり立ち上がって
保健室を出て行こうとした宇佐美。


笑顔を向けられたがその顔はどう見ても愛想笑いで……


「きゃっ……」


俺は無意識のうちに宇佐美をベッドに叩きつけるようにして再び寝かせた。


ベッドが2人の重みでギシ…と音をたてる。


白いベッドに手をつき端から見たら危険な感じに見える。


宇佐美はぎゅっと目を瞑った。


何かされると思っているのだろう


「言えよ。」


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