ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
『それが余計なことだって言ってんだよ、わかったらさっさとここから消えろよ。』


ウサギ以外の女を守ったことなんてただの1度だってありはしない。


冷たい言葉で突き放てばこの女は
俺の前から消えてくれるだろう。


そう思ったのに。


『やだ。』


『は?』


今、やだっていった?


『あたし、あんたのこと好きになったから離れたくない。』


何言ってんだ、この女。


どの辺で恋に落ちたわけ?
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