ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
Chapter❤︎5

*+好き*+

→菜々side♪


次の日…


あたしは沈んだ顔で学校に来た。


「ちょっと菜々ー!どうしたのよ⁉︎
昨日のこと?」


パタパタとあたしの方に走り寄ってくるきよちゃん。


「うん…。」


「もうっ…。そんなに気になるなら会ってくれば?」


「無理だよ……あたし、もう嫌われちゃったもん。」


「菜々……。」


昨日はあたしが『智代子ちゃんと一緒に帰って』と言っても最終的にはあたしを選んでほしかった。


矛盾してるけどね。


「そんなことねーよ。」
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