ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「今日、真めちゃくちゃ機嫌悪かったんだけど!菜々ちゃんのせいで。」
えっ!
真くんが……機嫌悪い?
「菜々ちゃんと付き合う前にね、真から色々相談受けてたんだよ。夏祭りに菜々ちゃんを誘えって言ったのも俺なんだ。
あいつ、普段はあんなに強いのに菜々ちゃんのことになると弱気になったりしてさ……誘うの緊張したって言ってた……」
嘘……
そんな感じには……
「あいつは菜々ちゃんしか見えてないんだよ!だから行ってこい!」
「歩斗くん……」
友達ってすごいな。
さっきまであんなに弱気な心が解けていく……
「わかった!あたし、行くよ!」
「えらいぞ!菜々ちゃん!」
ぐっとガッツポーズをするあたしの隣でパチパチ拍手する歩斗くん。
「ちょっと待って!」
えっ!
真くんが……機嫌悪い?
「菜々ちゃんと付き合う前にね、真から色々相談受けてたんだよ。夏祭りに菜々ちゃんを誘えって言ったのも俺なんだ。
あいつ、普段はあんなに強いのに菜々ちゃんのことになると弱気になったりしてさ……誘うの緊張したって言ってた……」
嘘……
そんな感じには……
「あいつは菜々ちゃんしか見えてないんだよ!だから行ってこい!」
「歩斗くん……」
友達ってすごいな。
さっきまであんなに弱気な心が解けていく……
「わかった!あたし、行くよ!」
「えらいぞ!菜々ちゃん!」
ぐっとガッツポーズをするあたしの隣でパチパチ拍手する歩斗くん。
「ちょっと待って!」