ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
けど、見に行かなければよかったんだ


そしたらあんな悲しい思いなんてしなくてすんだのにね…


真くんの教室は明かりがついていて、誰かいるのがわかった。


真くんはラインにやっぱり気づかなかったんだ。


時間なんて見ていなかった。
そんな期待はすぐに崩れる……


ひょこっと真くんの教室を覗くあたし


「⁉︎」


中を見て絶句した……。


真くんが女の子の頭を撫でている。


「真くん…。」


別にそのまま走っていけばいいのに
あたし、なんで真くんの名前なんて呼んじゃうんだろう
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