ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん

*+同じ境遇*+

→菜々side♪


「……な……なーな!」


気持ちよく寝ていたのに
誰だろう?



そう思って目を開けると
視界に移ったのはきよちゃんだった。


「大丈夫?」


「きよちゃん……」


横になっているあたしを
覗き込んでいるきよちゃん。


「大丈夫。でも、もう少し寝たい。」


そう言ってあたしはきよちゃんから体を背け、寝返りを打った。


「寝てる場合じゃないよー!
もうお昼だよ?」


あたしは飛び上がった。


「もうお昼なの⁉︎」


あたし、ずーっと寝てたよ。


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