ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「っ……」


目を開けると真くんの顔がどアップに……


ドキ、ドキ。


心臓が加速する。


そして、真くんの優しい腕が
あたしを抱き締めた。


「し、真くん……」


「あんま可愛いこと言うな。」


聞いてたの⁉︎
恥ずかしいよぉー……。


「で、離れた理由は自分に自信がないからですか?」


「は、は、はい……」


真くん……目が笑ってない。
口角だけだけ上げて笑う真くんにビクビクするあたし。


「ほんと、バカみてぇ。」
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