ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「宇佐美さん、付き合ってくれないかな?」


学校の裏庭に行くと願った甲斐もなく
いたのは男子。

やっぱりだ……
案の定今までの男子と同じセリフを言われる。



「ごめんなさい。あたし、今日は用事があります!」


光の速さでお辞儀をして
その場を後にしようとした。


だけど、体が動かない。
なんで?


「待ってよ。」


あたしの腕を彼が引っ張っていた。


やだ。
気持ち悪い。



「まじ、天然可愛すぎ。
キスしていい?」


えっ⁉︎


その男の子はニヤッと口角をあげるとあたしに顔を近づけた


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