ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「ひっ……く……」


この前と同じだ。



あたし、なんでこの人の前で
泣いているんだろう。


ぽんぽん。


頭を撫でられ、上を見ると
高松くんが優しくあたしを
撫でてくれていた。



「高松くん……」


「怖かったんだろ?」



ドキン。


え?ドキンって何?
あたし、なんでどきどきしてるのかな


でも助けてもらったのは事実。


お礼言わなくちゃ……


「高松くん……ありが-------「菜々!」


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