ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
次の日、まさかあたしと
正反対な彼に出会ってしまうなんて


この時のあたしには全く想像もつかなかった。



ピピピピ。


「んー。」


早朝に鳴り響くやけにうるさい目覚まし


寝ぼけ眼な目で目覚まし時計を
見ると……


「うそ!7時20分⁉︎後、10分で始まっちゃうよー!」


今日は朝礼がある。
朝礼をやってる最中で
入っていく勇気はあたしにはない。


あたしは慌ててパジャマを脱ぎ捨てると急いで制服に着替えた。


うちの高校はブレザーで
赤チェックのリボンとスカートが
大のお気に入り。


なんて、読者に話してる場合じゃなかったー!急がなきゃっ


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