ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「ぷはっ!」


「⁉︎」


笑った⁉︎
絶対子供っぽいって
思ったよね⁉︎


あたしは高松くんを睨んだ。
だって何か悔しかったんだもん!


「ああ。わりぃ。ただ可愛いなって思っただけ。」


「ふぇっ⁉︎」


可愛い…そう言われたことで
おかしな声が出てしまった。


「いくら?それ。」


青いウサギを指差す高松くん。


「あ…2800円…」


結構いい値段なんだよね。


「じゃあ買ってやるよ。」

「えっ⁉︎」


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