ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
買ってもらうなんて!
そんなの申し訳ないよ!


「いいよ!高松くん!あたしお金持ってるから!」


男子が苦手なはずなのに彼女みたいに腕にぎゅっとしがみつく。



「ちょっ……放せよ‼︎」


ばっと手を振り払われた。
あたしったら馴れ馴れしいことを!



「ごめんなさい……」


謝ってもなかなか返事が返ってこないので不安になり、高松くんを見上げる



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